投資をはじめる前に知っておきたいこと
投資=ここではインデックスファンドをはじめる前に考えておくべきこと。についてまとめたもののまとめ*
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生活防衛費について
一般的によく聞くのがだいたい生活費の1年から~2年分を投資費用とは別に確保しておく。
ただ、10代後半から20代前半の場合はなかなか余裕をもった生活防衛費の確保は難しい。かといって完全に蓄えが確保できてからスタートするのは時間がもったいない。
生活防衛費を確保しながら、生活に負担のない金額をリスクの低い商品に積み立て投資していく。というのもありな気がしますね。あくまでも、無理なく、無理なくです。
期待リターンを上げて、リスクを下げる
期待リターン=投資対象に1年間投資した場合に、1年後に実現する可能性が最も高いと考えられる収益
投資をする上でのリスク=将来の結果の不確実さ(損をする可能性もあるし、得をする可能性もある)
*期待リターンとリスク
- リスク(標準偏差)10%は・・・
1年後に、平均値から±10%以内に68.27%の確率で収まり(1標準偏差)、±20%以内に95.45%の確率で収まり(2標準偏差)、±30%以内に99.73%の確率で収まる(3標準偏差)
期待リターン
投資対象に1年間継続して投資をした時に実現する可能性が最も高いリターンのこと
「平均値から±10%以内に68.27%の確率で収まり…」という説明ができてましたが、この「平均値」にあたる基準点が「期待リターン」
1年後に、+15%から-5%の範囲に68.27%の確率で収まり(1標準偏差)、+25%から-15%の範囲に95.45%の確率で収まる(2標準偏差)と表せます。
*リスクと期待リターンは主に年金基金や運用会社のデータを拝借するのが主な方法
推奨するインデックス投資では、国内、先進国、新興国の各アセットクラス(似たようなリスク・期待リターンの資産)のインデックスを組み合わせます。インデックス投資は、「分散効果」を最大限に活用した投資法なのです。
自分のリスク許容度=最大損失額を知ろう
*1年間投資をしたとして、もしも損失がでた場合の最大損失額を確認しておくことが大事。あくまで、1年間の最大損失額!
最大損失額は標準偏差(リスク)の2倍を考えておくのが一般的です。
計算方法
標準偏差 × 2
期待リターン ー 2倍した標準偏差
例)①100万円を日本債券50%の割合で1年投資した時
期待リターン3.42%・リスク(標準偏差)9.93%という数字を当てはめると、こういう計算になります。
想定される最大損失額
=100万円×{3.42%-(2×9.93%)}
=100万円×(3.42%-19.86%)
=100万円×(-16.44%)
=-16万4400円
つまり、このアセットアロケーションで100万円を運用すると、1年後には最大で16万4400円損する可能性があるということです。このように計算されています。
例)②投資金額 34万円
日本債券10%の割合で投資
標準偏差(リスク)17.61×2=35.22
期待リターン5.35-35.22=-29.87
投資金34万円×-29.87%=10万1588円最大で損失する可能性がある
≪ポートフォリオ例
①世界市場ポートフォリオ(日本株式:先進国株式:新興国株式=1:7:2)
期待リターン:5.83%
リスク(標準偏差):19.62%
②山崎氏のポートフォリオ(日本株式:先進国株式:新興国株式=5:4:1)
期待リターン:5.33%
リスク(標準偏差):17.82%
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インデックス投資の具体的方法 8ステップ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
水瀬ケンイチさんの記事を主に参考にさせていただいています。いつもありがとうございます*
いくつかポートフォリオを作ってみたけど上に書いたものと同じかといわれれば全然違うくて、自分らしさがでた(良いのか悪いのか分からないけど)ポートフォリオになっていきました。このポートフォリオが正解というものはなくてどれだけ自分が納得してリスクとリターンを理解しているのかが大切のなでは。。。と思う今日この頃*